MEO対策のよくある質問FAQ30選|初心者から上級者まで完全網羅
MEO対策について、多くの店舗オーナーや担当者から質問をいただきます。
この記事では、最も頻繁に聞かれる30の質問を、基礎編・実践編・上級編・トラブル編の4つのカテゴリに分けて徹底解説します。
あなたの疑問や悩みの答えが、必ずここで見つかります。
目次
基礎知識編(Q1-Q10)
Q1: MEOとは何ですか?SEOとの違いは?
A: MEOは「Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)」の略で、Googleマップ上での検索結果を最適化する施策です。
主な違い:
| 項目 | MEO | SEO |
|---|---|---|
| 対象 | Googleマップ・ローカルパック | Google検索結果 |
| 目的 | 来店促進 | 情報提供・認知拡大 |
| 効果が出る期間 | 1-3ヶ月 | 6-12ヶ月 |
| コスト | 低 | 中〜高 |
| 競合範囲 | 地域内 | 全国〜世界 |
店舗ビジネスの場合、MEOの方が即効性が高く、費用対効果も良い傾向があります。
Q2: MEO対策は無料でできますか?
A: はい、基本的なMEO対策は完全無料で実施できます。
無料でできること:
- Googleビジネスプロフィールの作成・管理
- 情報の更新(営業時間、写真、説明文など)
- 投稿の配信
- レビューへの返信
- インサイトの確認
有料で効果が上がること:
- 専門家によるコンサルティング
- プロによる写真撮影
- レビュー管理ツールの利用
- 自動化ツールの活用
まずは無料でできることを徹底的にやることが重要です。
Q3: Googleビジネスプロフィールとは何ですか?
A: Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ上にビジネス情報を表示させるための無料ツールです。
主な機能:
-
ビジネス情報の管理
- 店舗名、住所、電話番号
- 営業時間
- ウェブサイトURL
- カテゴリ
-
コンテンツの投稿
- 最新情報
- イベント
- 商品・サービス
-
顧客とのコミュニケーション
- レビューへの返信
- Q&A
- メッセージ
-
分析機能
- 検索表示回数
- ユーザーアクション
- 写真の閲覧数
Q4: MEO対策の効果が出るまでどのくらいかかりますか?
A: 一般的に1-3ヶ月程度で初期効果が表れ始めます。
タイムライン:
1ヶ月目:
- プロフィール設定完了
- 検索表示回数が増え始める
- 初期レビュー獲得(5-10件)
2ヶ月目:
- ローカルパックに表示され始める
- アクション数(電話、ルート検索)が増加
- レビューが20-30件に
3ヶ月目:
- 主要キーワードで安定的に上位表示
- 月間来店数が10-30%増加
- レビューが30-50件に
6ヶ月以降:
- 確固たる地位を確立
- 継続的な集客を実現
ただし、競合状況や業種によって変動します。
Q5: MEO対策は自社でできますか?それとも外注すべきですか?
A: 基本的な対策は自社で可能ですが、規模や目標によって外注を検討すべきです。
自社実施が向いているケース:
- 1-2店舗の小規模ビジネス
- 月1-2時間の作業時間を確保できる
- コストを最小限に抑えたい
- MEOの知識を習得したい
外注が向いているケース:
- 3店舗以上の複数店舗経営
- 本業が忙しく時間が取れない
- 早く確実に結果を出したい
- 月3万円以上の予算がある
ハイブリッド型(推奨):
- 基本的な作業は自社で実施
- 戦略立案や高度な施策は外注
- ツールを活用して効率化
Q6: レビューが1件もありません。どうすれば良いですか?
A: まずは身近な人から始めて、徐々に顧客に広げていきましょう。
初期レビュー獲得の手順:
フェーズ1: 最初の5件(1-2週間)
依頼先:
1. 家族・親戚
2. 親しい友人
3. 長年のお客様(信頼関係がある方)
注意点:
- 正直な感想を依頼
- 「5つ星お願い」はNG(ガイドライン違反)
- 一度に全員に依頼せず、数日ずつ分散
フェーズ2: 次の15件(1-2ヶ月)
依頼先:
1. 満足度の高かった顧客
2. リピーター
3. 会話が弾んだお客様
方法:
- 会計時にQRコード付きカードを渡す
- フォローアップメール/SMS
- 店内にレビュー依頼の案内
フェーズ3: 継続的な獲得(継続)
仕組み化:
- 全顧客にレビュー依頼
- インセンティブの検討(適切な範囲で)
- 定期的なキャンペーン
Q7: ネガティブレビューが怖いです。どう対処すべきですか?
A: ネガティブレビューは避けられませんが、適切に対応することで信頼性を高められます。
ネガティブレビューのメリット:
- 100%の5つ星は逆に不自然に見える
- 誠実な対応で信頼性が向上
- 改善のヒントになる
対応の4ステップ:
1. 迅速な対応(24時間以内)
「この度はご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。」
2. 謝罪と共感
「おっしゃる通り、〇〇の点でご期待に添えなかったこと、深くお詫び申し上げます。」
3. 改善の表明
「いただいたご意見を真摯に受け止め、スタッフ一同で改善に取り組んでおります。」
4. 前向きな締めくくり
「またの機会にご来店いただけましたら幸いです。」
NG対応:
- 言い訳や反論
- 無視
- 感情的な返信
- 削除要求(正当な理由がない場合)
Q8: 競合店より評価が低いです。どうすれば良いですか?
A: 評価の数と質の両方を段階的に改善していきましょう。
短期的対策(1-3ヶ月):
-
サービス品質の向上
- 顧客満足度調査の実施
- スタッフトレーニング
- オペレーションの見直し
-
確実に満足してもらえるポイントの強化
- 得意分野の強化
- 強みの明確化
- 一貫した品質維持
-
積極的なレビュー依頼
- 満足度が高い顧客に集中
- タイミングの最適化(サービス直後)
- 依頼方法の改善
中長期的対策(3-6ヶ月):
-
継続的な品質改善
- レビューからの学び
- 定期的な見直し
- 新サービスの導入
-
差別化ポイントの構築
- 独自の強み作り
- 専門性の向上
- ユニークな体験の提供
Q9: 複数店舗を運営していますが、それぞれ別のGoogleビジネスプロフィールが必要ですか?
A: はい、各店舗ごとに独立したGoogleビジネスプロフィールを作成する必要があります。
理由:
- Googleのガイドラインで必須
- ローカル検索では各店舗が個別に評価される
- 店舗ごとの特徴を訴求できる
複数店舗管理のベストプラクティス:
-
統一性の維持
統一すべき要素: - ブランドガイドライン - 返信のトーン - 基本的な説明文のテンプレート - 写真の品質基準 -
個別性の強調
差別化すべき要素: - 各店舗の特徴 - 周辺環境の説明 - 店舗限定メニュー/サービス - スタッフ紹介 -
効率的な管理
- 一括管理ツールの活用
- テンプレートの作成
- 定期作業のルーティン化
Q10: 自宅兼店舗ですが、住所を公開したくありません。どうすれば良いですか?
A: サービスエリアビジネスとして登録すれば、正確な住所を非表示にできます。
設定方法:
1. Googleビジネスプロフィールで「ビジネスの形態」を選択
☑ 「顧客のいる場所でサービスを提供するビジネス」を選択
2. サービス提供地域を設定
例: 「渋谷区」「新宿区」「港区」
3. 住所の非表示設定
- 住所は登録するが、一般公開しない
- サービスエリアのみが表示される
注意点:
- 住所確認のための郵送物は受け取る必要がある
- カテゴリによっては住所が必須の場合もある
- 実店舗がある場合は住所公開が推奨される
該当する業種:
- 出張サービス(修理、クリーニングなど)
- 配達専門(デリバリーなど)
- 訪問サービス(家事代行、介護など)
実践・施策編(Q11-Q20)
Q11: どのくらいの頻度で投稿すべきですか?
A: 最低でも週1回、理想的には週2-3回の投稿が推奨されます。
投稿頻度の効果:
| 頻度 | 効果 | 推奨度 |
|---|---|---|
| 月1回以下 | ほとんど効果なし | ★☆☆☆☆ |
| 月2-4回 | 最低限の維持 | ★★☆☆☆ |
| 週1回 | 標準的な効果 | ★★★☆☆ |
| 週2-3回 | 高い効果 | ★★★★☆ |
| 毎日 | 最高の効果 | ★★★★★ |
投稿カレンダーの例:
月曜日: 週替わりメニュー/サービス紹介
水曜日: お客様の声・事例紹介
金曜日: 週末イベント・特典情報
投稿のネタ:
- 新商品・新サービス
- 季節限定メニュー
- イベント情報
- スタッフ紹介
- お客様の声
- 裏側の様子
- 業界ニュースへのコメント
Q12: 写真は何枚くらい必要ですか?
A: 最低30枚、理想的には50枚以上の写真を掲載しましょう。
写真の内訳(推奨):
| カテゴリ | 枚数 | 内容 |
|---|---|---|
| 外観 | 3-5枚 | 昼・夜、正面・横、季節別 |
| 内観 | 10-15枚 | 各エリア、席からの眺め、雰囲気 |
| 商品/メニュー | 15-20枚 | 主力商品、人気メニュー、季節商品 |
| スタッフ | 3-5枚 | 笑顔の接客風景 |
| その他 | 5-10枚 | イベント、設備、アメニティ |
写真の質のチェックリスト:
□ 明るく鮮明
□ 適切な構図
□ 720×720px以上
□ 商品の魅力が伝わる
□ 実物と相違ない
□ プロ品質(可能であれば)
更新頻度:
- 月5-10枚の新規追加
- 季節ごとの入れ替え
- 古い写真の削除または更新
Q13: カテゴリはどう選べば良いですか?
A: メインカテゴリは最も重要なので慎重に、サブカテゴリは関連性の高いものを複数選択しましょう。
カテゴリ選択の原則:
-
メインカテゴリ(1つのみ)
選択基準: - 最も重要なサービス - 検索ボリュームが大きい - 競合が使用している 悪い例: 「レストラン」(広すぎる) 良い例: 「イタリアンレストラン」(具体的) -
サブカテゴリ(最大9個まで)
選択基準: - 実際に提供しているサービス - 顧客が検索しそうなカテゴリ - 差別化につながるカテゴリ 例(イタリアンレストランの場合): - ピザレストラン - パスタ店 - ワインバー - テイクアウト専門店
業種別の推奨カテゴリ設定:
美容院の場合:
メイン: 美容院
サブ: ヘアサロン、ヘアスタイリスト、カラーリングサービス
カフェの場合:
メイン: カフェ
サブ: コーヒーショップ、朝食レストラン、スイーツ店
歯科医院の場合:
メイン: 歯科医院
サブ: 歯科医、審美歯科、小児歯科
Q14: ビジネスの説明文は何を書けば良いですか?
A: 750文字以内で、ビジネスの特徴、提供サービス、強みを具体的に記載しましょう。
効果的な説明文の構成:
1. 基本情報(100文字)
- ビジネスの種類
- 場所・アクセス
- 営業年数
2. 提供サービス(200文字)
- メインサービス
- 特徴的なサービス
- 価格帯
3. 強み・差別化(200文字)
- 独自の特徴
- 受賞歴・認定
- こだわりポイント
4. 対象顧客(100文字)
- どんな人に向いているか
- よくある利用シーン
5. 行動喚起(150文字)
- 予約方法
- 特典情報
- 来店の呼びかけ
例(美容院の場合):
渋谷駅から徒歩3分、2010年創業のヘアサロンです。【基本情報】
カット、カラー、パーマをはじめ、トリートメント、ヘッドスパなど
幅広いメニューをご用意。オーガニック薬剤を使用し、髪と頭皮に
優しい施術を心がけています。【提供サービス】
当店のスタイリストは全員10年以上の経験を持ち、お客様一人ひとりの
骨格や髪質に合わせたオーダーメイドのスタイルをご提案します。
2024年には「ベストサロン賞」を受賞しました。【強み】
「今までで一番似合う髪型になった」とのお声を多数いただいており、
初めてのお客様からリピーター様まで幅広くご愛顧いただいています。
【対象顧客】
ご予約はお電話またはウェブから。初回20%オフキャンペーン実施中!
まずはお気軽にご相談ください。【行動喚起】
Q15: 営業時間を間違えて登録してしまいました。変更できますか?
A: はい、いつでも変更可能です。すぐに修正しましょう。
変更方法:
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「情報」タブをクリック
3. 「営業時間」の鉛筆アイコンをクリック
4. 正しい営業時間を入力
5. 「適用」をクリック
特別営業時間の設定:
祝日や年末年始など、通常と異なる営業時間は「特別営業時間」で設定できます。
設定方法:
1. 「営業時間」セクション
2. 「特別営業時間を追加」
3. 日付と時間を入力
例:
- 12月31日: 10:00-17:00(大晦日短縮営業)
- 1月1日: 休業日(元日)
- 1月2日: 11:00-18:00(営業開始)
重要な注意点:
- 変更は即座に反映されない場合がある(数時間~1日)
- 頻繁な変更は避ける(信頼性に影響)
- 正確な情報を維持する
Q16: Q&A機能はどう活用すれば良いですか?
A: よくある質問を事前に登録し、ユーザーからの質問にも迅速に回答しましょう。
Q&A活用の3ステップ:
ステップ1: 事前にFAQを登録
登録すべき質問(10-20個):
アクセス系:
- 「駅からの行き方は?」
- 「駐車場はありますか?」
- 「車椅子でも入れますか?」
予約・営業系:
- 「予約は必要ですか?」
- 「当日予約は可能ですか?」
- 「定休日はいつですか?」
サービス系:
- 「所要時間はどのくらいですか?」
- 「クレジットカードは使えますか?」
- 「子連れでも大丈夫ですか?」
料金系:
- 「平均予算はいくらですか?」
- 「支払い方法は?」
ステップ2: ユーザーからの質問への返信
対応ルール:
- 24時間以内の返信
- 丁寧で具体的な回答
- 必要に応じて追加情報を提供
- 誤情報には訂正を入れる
ステップ3: 定期的なメンテナンス
月1回のチェック:
□ 回答していない質問がないか
□ 古い情報の更新
□ 重複質問の整理
□ 不適切な質問の報告
Q17: レビューへの返信は全部に必要ですか?
A: はい、可能な限りすべてのレビューに返信することを強く推奨します。
すべてに返信すべき理由:
-
アルゴリズム評価の向上
- Googleは返信率を評価している
- エンゲージメントの高さを示す
-
顧客との関係構築
- 感謝の気持ちを伝える
- コミュニティ感の醸成
-
潜在顧客へのアピール
- 返信を読む見込み客は多い
- 誠実な対応が信頼につながる
返信のテンプレート:
★★★★★ (5つ星) への返信:
「[お名前]様、この度は当店をご利用いただき、また素敵なレビューを
いただき誠にありがとうございます。[具体的な内容への言及]を
お喜びいただけて大変嬉しく思います。またのご来店を
スタッフ一同心よりお待ちしております。」
★★★ (3つ星) への返信:
「[お名前]様、貴重なご意見をありがとうございます。
[具体的な指摘への対応]につきましては、今後の改善課題として
真摯に受け止め、サービス向上に努めてまいります。
またの機会にご来店いただけますと幸いです。」
★★ (2つ星以下) への返信:
「[お名前]様、この度はご期待に添えず大変申し訳ございませんでした。
[具体的な問題への謝罪と対応]について、すぐに改善に取り組んで
おります。ぜひもう一度、改善した当店をご体験いただけますと幸いです。」
Q18: 競合店が不正なMEO対策をしているようです。どうすれば良いですか?
A: 不正を発見した場合、Googleに報告することができます。ただし、自社の対策に集中することが最も重要です。
明らかな不正の例:
報告すべき行為:
□ ビジネス名にキーワードを詰め込み
例: 「ABCカフェ 渋谷 コーヒー ランチ」
□ 実際と異なる住所・場所
□ 存在しないサービスの記載
□ 虚偽のレビュー(大量の不自然なレビュー)
□ 同じビジネスの重複登録
報告方法:
1. Googleマップで該当ビジネスを検索
2. 「情報の修正を提案」をクリック
3. 該当する問題を選択
4. 詳細を記入して送信
または:
Googleビジネスプロフィールヘルプフォーラムで報告
推奨される対応:
-
自社の対策に注力
- 正攻法で上位を目指す
- 品質とサービスで差別化
- 顧客満足度の向上
-
長期的視点
- 不正は必ず発覚する
- 誠実な対応が最終的に勝つ
- ブランド価値の構築
Q19: 写真の著作権はどうなっていますか?他店の写真を使っても良いですか?
A: 絶対にダメです。必ず自社で撮影した写真、または使用権を持つ写真のみを使用してください。
使用できる写真:
OK:
□ 自社で撮影した写真
□ プロカメラマンに依頼(使用権を取得)
□ 商用利用可能なストックフォト
(ただし、実店舗の写真として不適切)
□ 顧客から投稿許可を得た写真
□ スタッフの写真(本人の同意あり)
NG:
□ 他店の写真
□ インターネットから無断転載
□ 著作権フリーでない写真
□ モデル・スタッフの同意がない写真
□ 実際とは異なる写真
写真撮影のヒント:
自社で撮影する場合:
1. スマートフォンでも十分
- iPhone/Android最新機種なら高品質
- 明るい時間帯に撮影
- 複数枚撮影して選ぶ
2. 構図のポイント:
- 水平・垂直を保つ
- 余白を適度に取る
- 主役を明確に
3. ライティング:
- 自然光を活用
- 逆光を避ける
- フラッシュは慎重に
プロに依頼する場合(推奨):
- 費用: 3-10万円
- メリット: 圧倒的な品質、競合との差別化
Q20: 予約ボタンはどう設定すれば良いですか?
A: 予約システムと連携させることで、Googleから直接予約を受け付けられます。
対応している予約システム:
| システム | 業種 | 費用 |
|---|---|---|
| TableCheck | 飲食店 | 有料 |
| Retty | 飲食店 | 無料〜 |
| EPARK | 美容院・医療 | 有料 |
| ホットペッパービューティー | 美容院 | 有料 |
| Airリザーブ | 多業種対応 | 無料〜 |
| STORES予約 | 多業種対応 | 無料〜 |
設定方法:
1. 予約システムを導入
2. Googleビジネスプロフィールにログイン
3. 「情報」→「予約リンクを追加」
4. 予約システムのURLを入力
5. 「適用」をクリック
予約ボタンのメリット:
- ユーザーの利便性向上
- 予約率の向上(平均20-30%増)
- 電話対応の削減
- 24時間予約受付
効果測定・分析編(Q21-Q25)
Q21: インサイトで何を確認すれば良いですか?
A: 最低限、以下の5つの指標を週1回確認しましょう。
必須確認項目:
1. 検索表示回数
- トレンド: 増加傾向か?
- 目標: 前月比+10%以上
2. 検索クエリ
- どんなキーワードで発見されているか
- 意図したキーワードで表示されているか
3. ユーザーアクション
- ウェブサイトクリック数
- ルート検索数
- 電話発信数
- 目標: アクション率30%以上
4. 写真の閲覧数
- どの写真が人気か
- 競合との比較
5. 新規レビュー
- 件数と評価
- 内容の確認
分析の頻度:
| 項目 | 頻度 | 目的 |
|---|---|---|
| レビュー確認 | 毎日 | 即座の返信 |
| アクション数 | 週1回 | 短期トレンド把握 |
| 詳細分析 | 月1回 | 戦略の見直し |
| 競合比較 | 月1回 | ポジション確認 |
Q22: 自社と競合のパフォーマンスを比較する方法は?
A: Googleビジネスプロフィールのインサイトに競合比較機能があります。
比較方法:
1. Googleビジネスプロフィールのインサイトを開く
2. 「写真の閲覧数」セクションを確認
3. 「競合他社との比較」を確認
比較される項目:
- 写真の閲覧数
- 検索での表示回数
より詳細な比較(手動):
確認項目:
□ レビュー数
□ 平均評価
□ 写真の枚数
□ 投稿の頻度
□ 回答済みのQ&A数
□ ローカルパックでの順位
分析シートの作成:
| 項目 | 自社 | 競合A | 競合B | 目標 |
|---|---|---|---|---|
| レビュー数 | 45 | 78 | 62 | 80 |
| 平均評価 | 4.3 | 4.5 | 4.1 | 4.5 |
| 写真枚数 | 32 | 56 | 41 | 60 |
| 月間投稿数 | 4 | 8 | 2 | 8 |
Q23: どのくらいの来店数増加が期待できますか?
A: 適切なMEO対策で、3-6ヶ月で10-30%の来店数増加が一般的です。
業種別の平均増加率(3ヶ月後):
| 業種 | 来店数増加 | 問い合わせ増加 |
|---|---|---|
| 飲食店 | +15-25% | +20-35% |
| 美容院・サロン | +20-30% | +25-40% |
| 小売店 | +10-20% | +15-25% |
| サービス業 | +15-25% | +30-50% |
| 医療機関 | +10-20% | +20-35% |
効果を左右する要因:
プラス要因:
+ 競合が弱い(レビュー少ない、情報不足)
+ 立地が良い
+ サービス品質が高い
+ 継続的な施策実施
マイナス要因:
- 競合が強い
- 立地が悪い
- 既存のレビュー評価が低い
- 施策が中途半端
Q24: MEO対策の費用対効果(ROI)はどう計算すれば良いですか?
A: 以下の計算式で、MEO施策のROIを算出できます。
基本的なROI計算:
ROI = ((MEOからの売上 - MEO施策コスト) ÷ MEO施策コスト) × 100
計算例:
- MEO施策コスト: 月額5万円
- MEOからの月間来店数: 50人
- 平均客単価: 5,000円
- 月間売上: 250,000円
ROI = ((250,000 - 50,000) ÷ 50,000) × 100 = 400%
詳細な分析:
1. MEOからの流入数を特定:
方法A: 来店時のアンケート
「どこで当店を知りましたか?」
→ 「Googleマップ」「Google検索」の割合を集計
方法B: Googleアナリティクスで測定
参照元が「google.com/maps」の訪問を集計
2. コンバージョン率を計算:
CVR = MEOからの来店数 ÷ ルート検索数
3. 顧客生涯価値(LTV)を考慮:
LTV = 平均購入額 × 購入頻度 × 顧客期間
例: 5,000円 × 月1回 × 24ヶ月 = 120,000円
4. 真のROIを計算:
真のROI = ((新規顧客数 × LTV) - 施策コスト) ÷ 施策コスト
目標ROI:
- 最低ライン: 200%(投資の2倍の売上)
- 標準的: 300-500%
- 優秀: 500%以上
Q25: Googleアナリティクスとの連携方法は?
A: Googleアナリティクス4(GA4)を使用して、Googleマップからの流入を測定できます。
設定手順:
1. GA4アカウントの準備
- Google Analyticsにアクセス
- GA4プロパティを作成(未作成の場合)
2. ウェブサイトにタグを設置
- GTM(Googleタグマネージャー)使用推奨
- または、直接HTMLに埋め込み
3. 参照元を確認
GA4で確認する項目:
- レポート → 集客 → トラフィック獲得
- 「google.com」を選択
- 「/ referral」でフィルタ
確認できるデータ:
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| セッション数 | Googleマップからの訪問数 |
| ユーザー数 | ユニークユーザー数 |
| 平均エンゲージメント時間 | サイト滞在時間 |
| コンバージョン数 | 予約・問い合わせ数 |
| 直帰率 | 1ページのみ閲覧した割合 |
コンバージョンの設定:
1. GA4でイベントを作成
- 予約完了ページの閲覧
- 電話番号のクリック
- 問い合わせフォーム送信
2. コンバージョンとしてマーク
- イベント一覧から対象イベントを選択
- 「コンバージョンとしてマーク」をオン
3. 参照元別のコンバージョンを確認
- レポート → エンゲージメント → コンバージョン
- 参照元/メディアで分析
トラブル・対処編(Q26-Q30)
Q26: Googleビジネスプロフィールが勝手に編集されてしまいます。
A: これは一般ユーザーやGoogleによる自動編集の可能性があります。適切に対処しましょう。
原因:
1. 一般ユーザーによる情報修正提案
- 営業時間
- 電話番号
- 住所
- その他の情報
2. Googleによる自動更新
- ウェブサイトからの情報収集
- 他のソースとの整合性チェック
- ユーザーからの報告
3. 第三者による悪意ある編集
- 競合による妨害(稀)
対処法:
1. 変更を確認
- メール通知を確認
- 変更履歴をチェック
2. 正しい情報への復元
- 情報が間違っている場合、すぐに修正
- 「情報の修正を提案」から元に戻す
3. 情報の固定化
- 正確な情報を維持
- NAP情報の一貫性を保つ
- ウェブサイトと情報を統一
4. 予防策
- 定期的な確認(週1回)
- 通知設定をオン
- ビジネスオーナー確認を維持
悪意ある編集への対策:
1. 証拠の保存
- 変更履歴のスクリーンショット
- 時系列の記録
2. Googleサポートへの報告
- ヘルプフォーラムで報告
- サポートチャット(利用可能な場合)
3. 法的措置の検討(重大な場合)
Q27: オーナー確認ができません。どうすれば良いですか?
A: いくつかの確認方法があります。状況に応じて適切な方法を選びましょう。
オーナー確認の方法:
| 方法 | 所要時間 | 難易度 |
|---|---|---|
| ハガキ郵送 | 5-14日 | 簡単 |
| 電話 | 即時 | 簡単 |
| メール | 即時 | 簡単 |
| 動画確認 | 1-3日 | 中 |
| ビジネス書類 | 3-7日 | やや難 |
ハガキが届かない場合:
原因と対策:
1. 住所が間違っている
→ 正しい住所に修正して再送依頼
2. 郵便受けに名前がない
→ 郵便受けに店舗名を表示
3. ハガキを見落とした
→ 受付や郵便受けを再確認
4. 配達されたが紛失
→ 再送リクエスト(1回のみ可能)
電話/メール確認ができない場合:
原因:
- ビジネスタイプによっては利用不可
- 特定の条件を満たしていない
対策:
- ハガキ確認を利用
- または動画確認にトライ
それでも確認できない場合:
Googleサポートへの問い合わせ:
1. Googleビジネスプロフィールヘルプにアクセス
2. 「サポートに問い合わせる」を選択
3. 状況を詳しく説明
4. 指示に従う
Q28: 悪質なネガティブレビューが投稿されました。削除できますか?
A: Googleのポリシーに違反している場合は削除を依頼できます。ただし、単に低評価というだけでは削除できません。
削除できるレビュー:
Googleポリシー違反の例:
□ スパムや虚偽のコンテンツ
- 実際に来店していない
- 自動生成されたコンテンツ
- 同じ内容の複数投稿
□ 関連性のないコンテンツ
- 別のビジネスについてのレビュー
- 個人的な政治的/社会的主張
□ 制限されているコンテンツ
- 違法コンテンツ
- 露骨な性的表現
- 暴力的/残虐なコンテンツ
□ なりすまし
- 他人や組織になりすまし
□ 利害に関する問題
- 競合からの明らかな嫌がらせ
- 元従業員からの恨みのレビュー(業務に関連しない個人攻撃)
削除依頼の方法:
1. Googleビジネスプロフィールにログイン
2. 「クチコミ」セクションを開く
3. 該当レビューの三点リーダー(...)をクリック
4. 「不適切なクチコミとして報告」を選択
5. 理由を選択して送信
削除依頼後の流れ:
1. Googleによる審査(通常3-5営業日)
2. 結果の通知
- 削除される
- 削除されない(ポリシー違反なし)
削除されない場合の対処:
1. 丁寧な返信で対応
「この度はご期待に添えず申し訳ございません...」
2. ポジティブレビューを増やす
- ネガティブレビューを埋める
- 全体の評価を上げる
3. 改善を実施し、アピール
「いただいたご意見を基に改善しました」
Q29: 同じビジネスで複数のGoogleビジネスプロフィールが表示されています。
A: これは「重複」という問題です。速やかに統合する必要があります。
重複が起こる原因:
1. 誤って複数作成
2. 前の担当者が作成した古いプロフィール
3. 第三者が勝手に作成
4. Googleの自動生成
5. 移転時の新旧両方の登録
重複の確認方法:
1. Googleマップで自社名を検索
2. 同じ名前・場所のビジネスが複数表示されるか確認
3. それぞれの内容を確認
統合(削除)の手順:
パターンA: 自分が両方のオーナーの場合
1. 残したいプロフィールを決定
(レビューが多い、情報が充実している方)
2. 削除したいプロフィールにログイン
3. 「情報」→「このビジネスリスティングを閉業、または削除する」
4. 指示に従って削除
パターンB: 片方のオーナーでない場合
1. オーナー権限の取得を試みる
- 「このビジネスのオーナーですか?」から申請
2. 権限取得後、削除
3. 取得できない場合
- Googleに重複を報告
- 方法: ヘルプフォーラムまたはサポート
Googleへの報告方法:
1. Googleマップで重複しているビジネスを表示
2. 「情報の修正を提案」をクリック
3. 「重複している場所を統合」を選択
4. 詳細を記入して送信
注意点:
重要:
- レビューは基本的に引き継がれない
- 慎重にどちらを残すか判断
- 統合後は復元できない
Q30: Googleビジネスプロフィールが突然停止(サスペンド)されました。
A: ガイドライン違反が疑われています。早急に原因を特定し、再審査を依頼しましょう。
停止の主な原因:
1. ビジネス名のガイドライン違反
例: 「ABCカフェ 渋谷駅3分 Wi-Fi完備」
2. 住所の問題
- バーチャルオフィスの使用
- 実在しない住所
3. カテゴリの不適切な使用
4. レビュー操作の疑い
- 短期間での大量レビュー
- 虚偽レビュー
5. 複数の違反報告
6. 誤検出(稀)
復旧の手順:
1. 原因の特定
チェックリスト:
□ ビジネス名は適切か?
□ 住所は実在するか?
□ カテゴリは正確か?
□ 不自然なレビューがないか?
□ ガイドラインを遵守しているか?
2. 違反箇所の修正
- 問題のある情報を正しく修正
- ガイドラインに完全に準拠
3. 再審査の依頼
方法:
- Googleビジネスプロフィールヘルプ
- 「ビジネスプロフィールが停止されました」で検索
- フォームから再審査リクエスト
4. 必要書類の準備
- ビジネス登記簿謄本
- 営業許可証
- 店舗の外観写真
- 公共料金の請求書
再審査にかかる時間:
- 通常: 3-5営業日
- 複雑なケース: 2-3週間
再審査が却下された場合:
1. 詳細な説明を要求
2. さらに修正を加える
3. 再度再審査を依頼
4. 必要に応じて法的相談も検討
予防策:
日頃から:
□ ガイドラインを定期的に確認
□ 情報の正確性を維持
□ 不自然な施策を避ける
□ 定期的に自己チェック
まとめ: MEO対策のよくある疑問を解消
この記事では、MEO対策に関する30の質問を徹底的に解説しました。
重要なポイントの再確認:
-
基礎をしっかり固める
- Googleビジネスプロフィールの完全な設定
- 正確で充実した情報提供
- ガイドラインの遵守
-
継続的な活動
- 定期的な投稿(週1回以上)
- すべてのレビューへの返信
- 情報の更新
-
データに基づく改善
- インサイトの定期確認
- 競合との比較
- PDCAサイクルの実践
-
誠実な対応
- ユーザーとの真摯なコミュニケーション
- 問題への迅速な対処
- サービス品質の向上
次のステップ:
まだ実施していない施策があれば、今日から始めましょう。MEO対策は、小さな積み重ねが大きな成果につながります。
クチトルでMEO対策の疑問を解消
MEO対策で分からないことがあったとき、すぐに相談できるパートナーがいれば安心です。
クチトルが提供するサポート:
- 専門家への相談: MEOのプロにいつでも質問可能
- トラブル対応: 停止や問題発生時の迅速サポート
- ベストプラクティス共有: 最新の成功事例を提供
- カスタマイズされたアドバイス: あなたのビジネスに最適な施策を提案
- 充実のマニュアル: よくある質問の解決方法をすぐに確認
MEO対策の疑問や不安を解消し、確実な成果を実現しましょう。まずは無料相談で、あなたの課題をお聞かせください。