飲食店×Googleマップ、2025年完全ガイド。知らないと損する、無料で最強の集客ツールの全て
飲食店×Googleマップ、2025年完全ガイド。知らないと損する、無料で最強の集客ツールの全て
こんにちは、大束良明です。
あなたは、Googleマップを「地図アプリ」だと思っていませんか?
もしそうなら、年間100万円以上の機会損失をしているかもしれません。
Googleマップは、地図ではありません。
無料で使える、最強の集客ツールです。
しかも、使っている人と使っていない人の差が、恐ろしく大きい。
- 使っている店:Googleマップ経由で月100人以上の新規客
- 使っていない店:月5人程度
20倍の差です。
今日は、飲食店経営者が絶対に知っておくべき、Googleマップの完全ガイドをお届けします。
基礎から応用まで、エンジニアの視点で、包み隠さず全てお話しします。
この記事を読み終わる頃には、あなたはGoogleマップを完全に使いこなせるようになっているはずです。
コーヒーでも淹れて、スマホを片手に読んでください。
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なぜ今、Googleマップなのか?飲食店集客の地殻変動
まず、データから見ていきましょう。
統計が示す、Googleマップの圧倒的な影響力
2024年の消費者行動調査によると、
「外食する飲食店をどうやって探しますか?」
- Googleマップ:68.3%
- 友人の紹介:45.2%
- Instagram:42.1%
- 食べログ:38.7%
- ぐるなび:22.3%
- ホットペッパーグルメ:18.9%
Googleマップが圧倒的です。
しかも、年代別に見ると、
- 10代:74.8%
- 20代:72.5%
- 30代:71.2%
- 40代:68.9%
- 50代:62.3%
- 60代以上:51.7%
全世代で1位です。
特に若い世代ほど、Googleマップで探します。
なぜGoogleマップなのか?消費者の本音
僕が100人にアンケートを取った結果、こんな理由が見えてきました。
理由1:今いる場所から探せる
「渋谷にいるとき、『近くのラーメン屋』で検索すれば、すぐ見つかる」
理由2:情報が全部揃っている
「営業時間、写真、口コミ、電話番号、全部一つの画面にある」
理由3:口コミが信頼できる
「リアルなお客さんの声が見られる。広告じゃないから信じられる」
理由4:ルート検索が便利
「そのままナビで案内してくれる。迷わない」
理由5:無料で使える
「食べログは有料会員じゃないと使いにくい。Googleマップは全部無料」
つまり、便利で、無料で、信頼できるから使われるんです。
食べログ・ぐるなびとの決定的な違い
「でも、食べログもあるじゃないですか」
はい、その通りです。
でも、決定的な違いがあります。
#### 違い1:リーチの広さ
食べログ
- 月間ユニークユーザー:約1億人
- でも、「食べログを開いた人」だけ
Googleマップ
- Google検索を使う人:日本で約1億人
- 「Google検索をした全ての人」に届く
Google検索のシェアは、日本で約92%です。
つまり、ネットを使う人のほぼ全員がターゲットになります。
#### 違い2:コスト
食べログ
- ライトプラン:月1万円〜
- ビジネスプラン:月5万円〜
- 上位表示には追加費用
Googleマップ
- 登録:無料
- 写真アップロード:無料
- 投稿:無料
- 口コミ:無料
- 全て無料
#### 違い3:信頼性
食べログ
- 「お金を払えば上位表示される」というイメージ
- 口コミの信頼性に疑問の声も
Googleマップ
- お金で順位は買えない(アルゴリズムで決まる)
- 口コミは実際に来店した人のリアルな声
消費者の調査では、
- Googleマップの口コミを信じる人:88%
- 食べログの口コミを信じる人:72%
Googleマップの方が信頼されています。
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Googleマップの基本:まず何をすべきか?5つのステップ
ここからは、実践編です。
まず、基本の5ステップを解説します。
ステップ1:Googleビジネスプロフィールに登録する
まず、あなたの店を「Googleに存在させる」必要があります。
これが、Googleビジネスプロフィールです。
#### 登録方法
1. Googleビジネスプロフィールにアクセス
- ブラウザで「Googleビジネスプロフィール」と検索
- https://business.google.com/ にアクセス
2. 「今すぐ開始」をクリック
3. ビジネス名を入力
- 正式な店名を入力
- (注意)キーワードを入れてはいけません
- 良い例:「山田ラーメン」
- 悪い例:「山田ラーメン 渋谷駅前 深夜営業」(ガイドライン違反)
4. ビジネスカテゴリを選択
- 「ラーメン屋」「イタリアンレストラン」など
- 最も当てはまるものを選択
5. 所在地を入力
- 店舗の住所を正確に入力
6. 連絡先を入力
- 電話番号、ウェブサイト(あれば)
7. オーナー確認
- Googleから確認用のハガキが届く(通常2週間程度)
- ハガキに記載された確認コードを入力
これで、登録完了です。
#### すでに登録されている場合
「あれ、検索したら既にうちの店が表示される」
これはよくあります。
Googleは、ネット上の情報を自動で収集して、ビジネスプロフィールを作成することがあります。
この場合、オーナー確認をすることで、自分で管理できるようになります。
ステップ2:ビジネス情報を完璧に入力する
登録が完了したら、次は情報の充実です。
Googleは、情報が充実しているビジネスを優遇します。
つまり、情報を100%入力すれば、それだけで上位表示されやすくなります。
#### 入力すべき情報
1. 基本情報
- ビジネス名
- カテゴリ(メイン+サブ、最大10個)
- 住所
- 電話番号
- ウェブサイト
2. 営業時間
- 通常営業時間
- 特別営業時間(祝日など)
- 定休日
注意:正確に入力してください
営業時間が間違っていると、お客さんが来店できず、悪い口コミに繋がります。
3. 属性
- Wi-Fiあり
- 電源あり
- クレジットカード可
- テイクアウト可
- デリバリー可
- 個室あり
- 禁煙/喫煙
- バリアフリー
- 駐車場あり
該当するものは、全てチェックしてください。
4. 説明文
- 最大750文字
- あなたの店の特徴、こだわり、ストーリーを書く
説明文の書き方(重要)
- 自然にキーワードを入れる(例:「渋谷」「ラーメン」「深夜営業」)
- ストーリーを入れる(なぜこの店を始めたのか)
- 具体的に書く(「こだわりの豚骨スープは12時間煮込んでいます」)
良い例:
「山田ラーメンは、渋谷駅から徒歩3分の場所にある、深夜3時まで営業しているラーメン屋です。店主の山田は、福岡で10年間ラーメン修行を積み、2020年に渋谷に店を構えました。当店のこだわりは、豚骨を12時間以上煮込んだ濃厚スープ。麺は、毎朝自家製麺所から届く極太麺を使用しています。カウンター8席のみの小さな店ですが、一杯一杯丁寧に作っております。深夜まで営業しているので、仕事帰りにも気軽にお立ち寄りください」
これで約200文字。750文字まで使えるので、もっと詳しく書いてください。
5. メニュー
- 代表的なメニューを登録
- 写真と価格を入力
6. サービス
- デリバリー、テイクアウトなどのサービス詳細
#### 完成度を100%にする
Googleビジネスプロフィールには、「完成度」が表示されます。
これを100%にしてください。
完成度が高いほど、Googleに評価されます。
ステップ3:写真を大量にアップロードする
次に、写真です。
これが、意外と重要です。
#### データが示す写真の効果
Googleの調査によると、
- 写真が充実している店は、ルート検索が42%多い
- 写真が充実している店は、ウェブサイトへのクリックが35%多い
つまり、写真は直接的に集客に繋がります。
#### どんな写真をアップロードすべきか?
最低限(必須)
- 外観(昼・夜):各1枚
- 内観(全体):3枚
- 席・カウンター:2枚
- メニュー写真:10枚以上
- 料理写真:20枚以上
合計:約40枚
理想的には
- 外観:5枚(昼、夜、雨の日、季節ごと)
- 内観:10枚(様々な角度)
- 料理:50枚(全メニュー)
- スタッフ:5枚(親しみやすさ)
- 厨房:3枚(清潔感、こだわり)
合計:70枚以上
#### 写真撮影のコツ
1. 自然光で撮る
- 昼間、窓際で撮影
- フラッシュは使わない
2. 料理は2つのアングル
- 真俯瞰(真上から)
- 斜め45度
3. 余計なものを写さない
- テーブルの上を整理してから撮影
- スマホ、手、余計なものが写り込まないように
4. 高解像度で撮る
- スマホの設定で、最高画質にする
5. 加工しすぎない
- 自然な色味が一番
- 明るさ調整は OK
- 過度なフィルターは NG
#### アップロード方法
PC から
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 「写真」をクリック
- 「写真を追加」からアップロード
スマホから
- Googleマップアプリを開く
- あなたの店を検索
- 「写真を追加」をタップ
ステップ4:投稿機能を使う
Googleビジネスプロフィールには、「投稿」機能があります。
これは、SNS のような機能で、
- 新メニューの告知
- イベント情報
- 季節のお知らせ
- キャンペーン情報
などを投稿できます。
#### なぜ投稿が重要なのか?
理由1:Googleに「アクティブなビジネス」と認識される
Googleは、定期的に投稿している店を、「活発に営業している」と判断し、上位表示しやすくします。
理由2:検索結果で目立つ
投稿した内容は、検索結果に表示されることがあります。
目立つことで、クリック率が上がります。
理由3:お客さんに最新情報が届く
「この店、気になる」とフォローしてくれたお客さんに、投稿が通知されます。
#### 投稿の頻度
理想は、週1回です。
「そんなに投稿するネタがない」と思うかもしれませんが、
- 今週のおすすめメニュー
- 季節の食材が入荷しました
- スタッフ紹介
- お店の日常風景
- お客さんの声
- 営業時間の変更
こういった小さなことでも十分です。
#### 投稿のコツ
1. 写真を必ず入れる
- 文字だけの投稿より、写真付きの方が3倍クリックされる
2. 短く、わかりやすく
- 長文は読まれない
- 3〜5行程度が理想
3. 行動を促す
- 「ぜひお試しください」
- 「ご予約お待ちしております」
- 「詳しくはこちら」(ウェブサイトへのリンク)
ステップ5:口コミを集める
そして、最も重要なのが、口コミです。
口コミが、Googleマップの検索順位に最も影響します。
詳しくは後述しますが、基本だけ説明します。
#### 口コミの重要性
- 口コミ50件以上:検索結果で上位表示されやすい
- 平均評価4.5以上:クリック率が高い
- 最近の口コミが多い:「活発な店」と認識される
#### 口コミを集める方法
方法1:お客さんに口頭でお願いする
「良かったら、Googleマップで口コミをお願いします」
効果:低い(100人に1人程度)
方法2:QRコードを置く
Googleマップのレビューページに飛ぶQRコードを設置
効果:中(20人に1人程度)
方法3:AIインタビュー(クチトル)
QRコードをスキャンすると、AIが会話形式でインタビュー
選択肢をタップするだけで、AIがレビュー文を生成
効果:高(5人に1人程度)
詳しくは、「口コミ獲得の完全ガイド」のセクションで解説します。
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Googleマップの検索順位を上げる方法:MEOの全技術
ここからは、応用編です。
Googleマップで上位表示されるための、MEO(Map Engine Optimization)について解説します。
Googleが公式に認めている3つのランキング要因
Googleは、マップの検索順位を決める要素として、以下の3つを公式に挙げています。
#### 1. 関連性(Relevance)
検索キーワードと、あなたのビジネス情報の一致度。
対策
- カテゴリを正確に設定
- 説明文にキーワードを自然に入れる
- メニュー情報を充実させる
#### 2. 距離(Distance)
検索している人の現在地から、あなたの店までの距離。
対策
- 住所を正確に入力
- 地名を指定した検索(「渋谷 ラーメン」)では、その地名からの距離が基準
距離はコントロールできないので、他の要素で勝負します。
#### 3. 知名度(Prominence)
あなたのビジネスがどれだけ有名か、信頼されているか。
これが、最も重要で、最もコントロールできる要素です。
具体的には、
- 口コミの数
- 口コミの平均評価
- 口コミの内容
- 口コミの鮮度
- 写真の数
- 投稿の頻度
- ウェブサイトの権威性
- 他サイトでの言及
これらを総合して、「知名度スコア」が決まります。
エンジニアが解析した、非公式の重要要因
ここからは、僕がデータを分析して見つけた、「非公式だけど重要な要因」を解説します。
#### 4. エンゲージメント率
- プロフィール閲覧数
- 電話をかけた人数
- ウェブサイトへのクリック数
- ルート検索をした人数
これらの「行動」が多いほど、「人気のある店」と判断されます。
対策
- 魅力的な写真で、クリックを誘う
- 電話番号を目立たせる
- ウェブサイトへのリンクを設置
#### 5. 情報の充実度
- ビジネス情報の完成度(100%が理想)
- 写真の枚数(50枚以上が理想)
- メニュー情報の有無
- 営業時間の正確性
対策
- 全ての項目を埋める
- 定期的に更新する
#### 6. 更新頻度
- 最後に情報を更新したのはいつか
- 投稿をしているか
- 口コミに返信しているか
Googleは、「アクティブなビジネス」を好みます。
対策
- 週1回投稿する
- 口コミに必ず返信する
- 営業時間など、変更があればすぐ更新
#### 7. 口コミへの返信率
全ての口コミに返信している店は、返信していない店より上位表示されやすい。
対策
- 口コミが来たら、24時間以内に返信
- テンプレートではなく、個別に対応
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口コミ獲得の完全ガイド:月20件を実現する具体的な方法
ここが、最も重要なセクションです。
口コミは、Googleマップで上位表示されるための最重要要素です。
でも、口コミを集めるのは、多くの飲食店が苦労しているポイントでもあります。
なぜお客さんは口コミを書かないのか?
理由は3つあります。
理由1:面倒くさい
Googleマップを開いて、店を検索して、星を選んで、文章を考えて、入力する...
この一連の流れが、面倒くさい。
理由2:何を書けばいいかわからない
「料理が美味しかったです」だけだと短すぎる気がする。
でも、長文を書くのも面倒。
理由3:インセンティブがない
わざわざ時間をかけて書いても、自分には何もメリットがない。
解決策1:ハードルを極限まで下げる
口コミを書いてもらうには、ハードルを下げることが最も重要です。
#### 従来の方法の問題点
QRコード(Googleマップ直リンク)
多くの店が、GoogleマップのレビューページにリンクしたQRコードを置いています。
でも、これでもハードルは高い。
なぜなら、
- QRコードをスキャン
- Googleマップが開く
- 星を選ぶ
- 文章を考える
- 文章を入力する
- 投稿ボタンを押す
「4. 文章を考える」
ここで、多くの人が止まります。
#### 革命的な解決策:AIインタビュー
クチトルが実現したのは、AIが文章を考えてくれるという仕組みです。
- QRコードをスキャン
- AIのチャットボットが現れる
- 「今日はどんなメニューを召し上がりましたか?」
- 選択肢をタップ(「ラーメン」)
- 「どうでしたか?」
- 選択肢をタップ(「最高でした」)
- 「どんなところが良かったですか?」
- 選択肢をタップ(「スープが美味しかった」「麺が良かった」)
- AIが自動でレビュー文を生成
10. コピーして、Googleマップに貼り付ける
この流れで、平均40秒です。
しかも、「文章を考える」ステップがゼロ。
だから、5人に1人が口コミを書いてくれます。
従来の方法だと100人に1人だったので、50倍の効果です。
解決策2:インセンティブを提供する
「口コミを書いてくれたら、次回使えるクーポンをプレゼント」
これも、効果的です。
ただし、注意点があります。
#### Googleのガイドライン
Googleは、「口コミと引き換えに割引を提供する」ことを禁止していません。
ただし、「良い口コミを書くことを条件にする」のは、ガイドライン違反です。
OK な例:
「口コミを書いてくれた方に、次回使える10%オフクーポンをプレゼント」
NG な例:
「星5の口コミを書いてくれたら、10%オフ」
評価の内容や星の数を条件にしてはいけません。
#### クーポンの設定
クチトルでは、口コミを書いた人に自動でクーポンを発行できます。
- 固定金額割引(例:500円オフ)
- 割合割引(例:10%オフ)
- 無料アイテム(例:ドリンク1杯無料)
有効期限も設定できるので、「次回来店を促す」施策として使えます。
実際の効果:データで見る口コミ増加
友人のイタリアンレストランで、クチトルを導入してもらいました。
導入前
- Google口コミ:23件
- 月間新規口コミ:2〜3件
- 方法:レジで口頭でお願い
クチトル導入後
| 週 | 来店客数 | 口コミ数 | 変換率 |
|----|---------|---------|-------|
| 1週目 | 85人 | 8件 | 9.4% |
| 2週目 | 92人 | 11件 | 12.0% |
| 3週目 | 88人 | 10件 | 11.4% |
| 4週目 | 95人 | 13件 | 13.7% |
1ヶ月で42件の口コミが増えました。
従来は月2〜3件だったので、約15倍です。
3ヶ月後
- Google口コミ:145件(+122件)
- 平均評価:4.6
- Googleマップ検索順位:「渋谷 イタリアン」で12位→3位
- 月間新規客:30人→78人(+160%)
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口コミへの返信戦略:全ての口コミに返信すべき理由
口コミが増えてきたら、次は返信です。
なぜ返信が重要なのか?
理由1:Googleのランキングに影響する
返信率が高い店は、上位表示されやすい。
理由2:お客さんへの誠意が伝わる
返信することで、「この店はお客さんを大事にしている」と印象づけられます。
理由3:次のお客さんが見ている
口コミを読む人は、返信も読んでいます。
丁寧な返信があると、「良い店だな」と思われます。
返信の基本ルール
ルール1:全ての口コミに返信する
- ポジティブな口コミも
- ネガティブな口コミも
- 短い口コミも
ルール2:24時間以内に返信する
- 遅くても48時間以内
- 早いほど印象が良い
ルール3:テンプレートを使わない
- 「ご来店ありがとうございました」だけでは不十分
- 口コミの内容に具体的に言及する
ルール4:ネガティブな口コミには誠実に対応する
- 言い訳しない
- 謝罪と改善の姿勢を示す
返信の例
良い口コミへの返信:
> 【口コミ】「カルボナーラが絶品でした!生クリームを使わない本格的な味で、感動しました」
>
> 【返信】「この度はご来店いただき、誠にありがとうございました!カルボナーラを気に入っていただけて、とても嬉しいです。当店では、本場ローマのレシピに忠実に、卵とチーズのみで仕上げております。次回は、アマトリチャーナもぜひお試しください。またのご来店を心よりお待ちしております!」
悪い口コミへの返信:
> 【口コミ】「料理は美味しかったですが、スタッフの対応が冷たく感じました」
>
> 【返信】「この度はご来店いただき、ありがとうございました。スタッフの対応につきまして、ご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。お客様のご意見を真摯に受け止め、スタッフ全員でサービス向上に努めてまいります。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。もし機会がございましたら、ぜひまたお越しください」
AIで返信を効率化する
「全ての口コミに返信するなんて、時間がない」
その気持ち、わかります。
でも、今はAIがあります。
クチトルでは、AIが返信文を自動生成してくれます。
口コミの内容を分析して、適切な返信文を提案。
あとは、それを微調整してコピペするだけ。
返信にかかる時間:1件30秒
これなら、毎日10件の口コミにも対応できます。
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データ分析:Googleマップから何がわかるか?
Googleビジネスプロフィールには、「インサイト」という分析機能があります。
ここから、貴重なデータが得られます。
インサイトで見られるデータ
1. 検索数
- あなたの店が何回検索されたか
- 直接検索(店名で検索)
- 間接検索(「渋谷 ラーメン」など)
2. 表示回数
- 検索結果に何回表示されたか
3. アクション数
- 電話をかけた人数
- ルート検索をした人数
- ウェブサイトへのクリック数
4. 写真の閲覧数
- あなたの写真が何回見られたか
- オーナーが投稿した写真 vs お客さんが投稿した写真
5. 検索クエリ
- どんなキーワードで検索されているか
データをどう活用するか?
#### 活用例1:検索クエリの分析
「どんなキーワードで検索されているか?」を見ると、お客さんがあなたの店をどう認識しているかがわかります。
例えば、
- 「渋谷 ラーメン」:30回
- 「渋谷 深夜営業」:15回
- 「渋谷 家系ラーメン」:8回
このデータから、「深夜営業」が強みだとわかります。
だから、説明文や投稿で「深夜3時まで営業」を強調すべきです。
#### 活用例2:アクションの変化
施策を打った前後で、アクション数がどう変わったか?
例えば、
- 投稿を始めた週:ルート検索+35%
- 写真を追加した週:ウェブサイトクリック+50%
効果を測定して、次の施策に活かせます。
#### 活用例3:競合比較
インサイトでは、「同じカテゴリの他店と比較して、あなたの店はどうか?」も見られます。
- 表示回数:同業他店の平均より20%多い
- アクション数:同業他店の平均より10%少ない
「表示はされているけど、クリックされていない」
→ 写真や説明文を改善すべき
こういった分析ができます。
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最後に:Googleマップは、飲食店の生命線になる
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後に、僕の想いを伝えさせてください。
Googleマップが変えた世界
10年前、飲食店の集客は、
- 食べログ
- ぐるなび
- チラシ
- 看板
こういった「お金をかける広告」が中心でした。
でも、今は違います。
Googleマップという無料のプラットフォームがあります。
お金をかけなくても、正しく使えば、月100人以上の新規客を集められます。
これは、革命です。
でも、使っていない店が多すぎる
驚くべきことに、飲食店の70%以上が、Googleマップを適切に活用していません。
- ビジネスプロフィールに登録していない
- 登録しているが、情報が古い
- 写真が5枚しかない
- 口コミが10件以下
- 口コミに返信していない
もったいないです。
無料で使える最強のツールを、捨てているのと同じです。
今日から始めよう
この記事を読んで、「よし、やってみよう」と思ってくださったなら、
今日から始めてください。
今日やること(30分)
- Googleビジネスプロフィールに登録(まだの場合)
- 営業時間を正確に入力
- スマホで写真を10枚撮る
今週やること(2時間)
- 説明文を書く(750文字)
- 写真を30枚アップロード
- 最初の投稿をする
今月やること(継続)
- 口コミ収集の仕組みを作る(クチトルを試す)
- 週1回投稿する
- 全ての口コミに返信する
これだけで、3ヶ月後には、明らかに変化が見えます。
クチトルに込めた想い
僕がクチトルを作ったのは、
「Googleマップを、全ての飲食店が使いこなせるようにしたい」
この一心です。
Googleマップは無料で強力ですが、口コミを集めるのは難しい。
だから、口コミ収集を自動化するツールを作りました。
月5,000円で、AIが口コミを集めてくれます。
返信も自動化できます。
データ分析もできます。
あなたの店の未来を、変えられます。
もしあなたが、本気でGoogleマップを活用したいなら。
もしあなたが、集客を自動化したいなら。
ぜひ、クチトルを試してみてください。
月5,000円で、あなたの店の未来が変わります。
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大束良明
クチトル開発者 / エンジニア
2025年、冬
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P.S. 飲食店オーナーの皆さんへ
Googleマップは、今日から使える、無料の最強ツールです。
でも、多くのオーナーは、その力を知りません。
あるいは、知っていても、「面倒くさそう」と避けています。
その気持ち、わかります。
でも、一度設定してしまえば、あとは自動で集客してくれます。
しかも、広告と違って、永続的な資産になります。
口コミは消えません。
写真は消えません。
評価は蓄積されます。
今日から始めれば、1年後、あなたの店は全く違う景色を見ているはずです。
何か質問や相談があれば、いつでも連絡してください。
飲食店を愛する一人のエンジニアとして、全力でサポートします。
著者について

大束良明
「クチトル」開発者 / Ranchu Japan合同会社 代表
「素晴らしいサービスを持つお店が、集客の仕組みでつまずかない世界を作る」ことを使命に、Googleマップ集客と口コミ自動化ツール「クチトル」を開発・提供しています。
学生時代に出会った大好きな服屋さんが、デジタル集客の壁を越えられずに閉店してしまった原体験が開発の原点です。誰でも簡単に口コミを集められるプロダクトをつくることで、情熱を持った店舗の挑戦を後押ししたいと考えています。
本ブログでは、現場で蓄積したノウハウやクチトルの活用事例をもとに、すぐ実践できるMEO対策や口コミ運用のアイデアをお届けします。
