Googleビジネスプロフィールに内蔵されていた従来のチャット機能と通話履歴機能は、2024年7月31日に終了しました。以前の手順にある「メッセージを有効化」「ウェルカムメッセージを設定」「Google内のチャット履歴へ返信」といった操作は現在の運用手順として使えません。
現在は、電話番号とウェブサイトを基本に、プロフィールで利用可能な場合だけSMS・WhatsApp、予約・注文などのビジネスリンクを追加します。利用できる項目は地域、業種、プロフィールによって異なるため、管理画面に表示される選択肢を確認してください。
最終更新: 2026年8月29日
2024年7月31日に終了した機能
Google公式ヘルプでは、次の機能が利用できなくなったと案内しています。
- ビジネスプロフィール内の従来のチャット
- ビジネスプロフィール内の通話履歴
- チャットの「よくある質問」機能
- ビジネスプロフィールからの見積もりリクエスト
- Performance APIの「BUSINESS_CONVERSATIONS」指標
過去のチャットと通話履歴はGoogleデータエクスポートから取得できましたが、ダウンロード期限は2024年8月30日でした。現在から過去履歴を取得できる手順として案内しないでください。
| 日付 | Googleの変更 |
|---|---|
| 2024年7月15日 | チャット利用者へ終了を通知 |
| 2024年7月31日 | 従来のチャットと通話履歴を終了 |
| 2024年8月30日 | 過去履歴のエクスポート期限 |
通話ボタン自体が廃止されたわけではありません。Googleは、プロフィールへ登録した電話番号で引き続き電話を受けられると案内しています。終了したのは、Googleビジネスプロフィール内で通話履歴を確認する機能です。
現在確認できる問い合わせ導線
電話番号
プロフィールに電話番号を登録していれば、利用者は表示された通話ボタンから電話できます。番号が古い、転送先が不明、営業時間外に誰も応答できない状態を避け、実際に店舗へつながる番号と受付時間を確認します。
GBPのパフォーマンスにある通話数は、通話ボタンがクリックされた回数です。通話接続や予約成立そのものではありません。電話記録や予約台帳と照合する場合は、GBPパフォーマンスの電話・経路・サイト流入の見方を参照してください。
ウェブサイト
公式サイトのURLを登録し、問い合わせフォーム、予約ページ、店舗情報へ移動できるようにします。リンク先はスマートフォンで開き、フォームの送信、電話リンク、予約導線を確認してください。
プロフィールには、実際の事業と異なる場所へ利用者を送るURLを登録できません。店舗ページが複数ある場合は、対象店舗の情報へ直接進めるURLを使います。
SMS・WhatsApp
Googleは現在、一部の地域と対象プロフィールに限り、連絡先へSMSまたはWhatsAppの選択肢を追加できると案内しています。管理画面の「プロフィールを編集」、「連絡先」に「チャット」が表示される場合は、SMSを受信できる電話番号またはWhatsAppのクリック用URLを登録できます。
この「チャット」は、2024年7月31日に終了したGoogle内蔵チャットの再開ではありません。利用者をSMSまたはWhatsAppへつなぐ外部連絡先です。対象地域でも、すべてのプロフィールで使えるとは限りません。両方を登録した場合はSMSだけが利用者に表示されるとGoogleは案内しています。
予約・注文などのビジネスリンク
業種や地域によっては、予約、注文、メニューなどのリンクを追加できます。すべての事業が同じリンクを使えるわけではありません。管理画面に表示された項目とGoogleのガイドラインを確認し、予約完了まで動作するURLだけを登録します。
予約リンクを使う場合は、Googleビジネスプロフィールの予約機能も確認できます。掲載可否や対応プロバイダは現在の管理画面と公式案内を優先してください。
問い合わせ導線の運用表
終了済みのチャットへ戻す作業はせず、現在使う連絡先ごとに担当と確認方法を決めます。
| 導線 | 登録前の確認 | 日常の確認 | 記録先 |
|---|---|---|---|
| 電話 | 番号、受付時間、転送先 | 不在着信と折り返し | 電話記録、予約台帳 |
| ウェブサイト | URL、フォーム、スマホ表示 | フォーム受信とリンク切れ | フォーム管理、GA4 |
| SMS | 対象プロフィールか、受信番号 | 未読と返信担当 | 使用するSMSサービス |
| 対象プロフィールか、URL | 未読と返信担当 | WhatsApp側の履歴 | |
| 予約・注文 | 対象業種か、完了画面まで動くか | 予約・注文の受信 | 予約・注文システム |
担当者が不在のときの代理、返信できない質問の引き継ぎ先、個人情報を扱う範囲も決めます。Googleの公開Q&Aは他の利用者にも見えるため、個別の予約内容や連絡先を扱う問い合わせ窓口として使わないでください。
移行チェックリスト
- 旧チャットを案内するサイト文言やマニュアルを削除した
- 通話履歴がGBP内に残る前提の手順を削除した
- プロフィールの電話番号と受付時間を確認した
- ウェブサイトと問い合わせフォームをスマホで確認した
- SMS・WhatsAppの項目が自店で利用できるか確認した
- 予約・注文リンクの対象条件と動作を確認した
- 各導線の担当者、代理、記録先を決めた
- プロフィールと公式サイトの案内を一致させた
よくある質問
Googleビジネスプロフィールのメッセージ機能は今も使えますか?
従来のGoogle内蔵チャットは2024年7月31日に終了しました。一部の地域と対象プロフィールでは、SMSまたはWhatsAppへの外部連絡先を追加できます。管理画面に「チャット」の項目があるか確認してください。
過去のチャット履歴を今からダウンロードできますか?
Googleが案内した過去履歴のエクスポート期限は2024年8月30日でした。現在の手順としてダウンロード可能とは案内できません。社内に保存済みの記録がある場合は、その保管方針に従います。
通話ボタンも終了しましたか?
通話ボタンと電話受付は継続しています。終了したのは、ビジネスプロフィール内で確認できた通話履歴機能です。登録中の電話番号が実際につながるかを確認してください。
SMSやWhatsAppはすべての店舗で表示できますか?
できるとは限りません。Googleは、SMS・WhatsAppのチャット項目が一部の地域で利用でき、プロフィールによっては使えないと案内しています。管理画面に項目が表示されるかを確認します。
参照したGoogle公式資料
旧チャットの設定手順は使わず、電話とウェブサイトを先に確認します。SMS・WhatsAppや予約リンクは、現在の管理画面で利用できる場合だけ追加してください。
MEO対策の全体像は、MEO対策とは?2026年完全ガイドで確認できます。