Googleビジネスプロフィールの担当者を変えるときは、新しい担当者を追加し、本人がアクセスできることを確認してからメインのオーナー権限を譲渡します。先に旧担当者を削除すると、権限移管を完了できないおそれがあります。
Googleは、新しくオーナーまたは管理者になったユーザーに対し、一部の操作を行えるようになるまで7日間待つよう案内しています。退職日や代理店の契約終了日から逆算して進めてください。
最終更新: 2026年8月29日
オーナーと管理者の違い
ビジネスプロフィールには複数のオーナーを設定できます。メインのオーナーは1人だけです。日常的な情報更新を任せるだけなら管理者、ユーザー管理や最終的な権限移管まで担う人にはオーナーを割り当てます。
| 操作 | オーナー | 管理者 |
|---|---|---|
| 店名・カテゴリ・住所・営業時間などの編集 | 可能 | 可能 |
| 口コミへの返信、投稿や写真の管理 | 可能 | 可能 |
| 他のユーザーの追加・削除 | 可能 | 不可 |
| 他のユーザーの役割変更 | 可能 | 不可 |
| プロフィールの削除 | 可能 | 不可 |
| メインのオーナー権限の譲渡 | メインのオーナーのみ | 不可 |
担当者同士でGoogleアカウントのパスワードを共有する必要はありません。各担当者のGoogleアカウントを招待すれば、誰にどの権限があるかを「ユーザーとアクセス権」で確認できます。
管理者またはオーナーを追加する手順
1. ユーザーとアクセス権を開く
管理対象のビジネスプロフィールを開きます。「その他」から「ビジネスプロフィールの設定」へ進み、「ユーザーとアクセス権」を選択してください。
2. メールアドレスと役割を指定する
追加アイコンを選び、新しい担当者のメールアドレスを入力します。「アクセス」でオーナーまたは管理者を選び、「招待」を送ります。ユーザー追加が不要な日常運用であれば、まず管理者権限で足りるかを検討します。
3. 招待の承諾と実際のアクセスを確認する
招待を受けた担当者は、自分のGoogleアカウントで承諾します。招待元には承諾通知が届きます。承諾後、対象店舗を開けるか、口コミ一覧やプロフィール編集画面を確認できるかを本人に操作してもらいます。
保留中の招待は「ユーザーとアクセス権」に残ります。メールアドレスを間違えた場合は、保留中のユーザーから招待をキャンセルし、正しい宛先へ送り直してください。
メインのオーナーを変更する手順
メインのオーナー権限を譲渡できるのは、現在のメインのオーナーだけです。譲渡先は、すでにプロフィールへ追加されているオーナーまたは管理者から選びます。
- ビジネスプロフィールの「ユーザーとアクセス権」を開く
- 譲渡先のユーザーを選択する
- 「アクセス」の編集を選ぶ
- 「メインのオーナー」を選び、保存する
- 新しいメインのオーナーが対象店舗を管理できることを確認する
Googleは、メインのオーナー権限を新しいオーナーへ譲渡すれば、口コミなどのビジネス情報を維持できると案内しています。新しいプロフィールを作り直す方法では、既存情報を引き継げません。
新しいオーナーと管理者にかかる7日間の制限
新しくオーナーまたは管理者になったユーザーは、次の操作を行えるようになるまで7日間待つ必要があります。期間中に操作すると、エラーが表示されることがあります。
- プロフィールの削除、または削除の取り消し
- 他のオーナーや管理者の削除
- 自分または他のユーザーをメインのオーナーにする操作
この制限があるため、担当者の追加とメインのオーナー譲渡を同日に終えられない場合があります。引き継ぎの最終日まで旧メインオーナーのアクセスを残し、7日間を過ぎてから権限を譲渡します。
新しい担当者が7日以内に自分のアカウントをプロフィールから削除すると、もう一度追加してもらう必要があります。エラーが出たときは、追加日と承諾日を確認してください。
退職・代理店変更時の引き継ぎチェックリスト
- 会社が管理できるGoogleアカウントを用意した
- 新担当者を正しいメールアドレスで招待した
- 新担当者が招待を承諾し、対象店舗を開けた
- 7日間の操作制限が終わる日を記録した
- メインのオーナー権限を新担当者へ譲渡した
- 店名、住所、電話番号、ウェブサイト、営業時間を確認した
- 口コミ返信、投稿、写真、パフォーマンスを確認した
- 不要になった旧担当者や代理店のアクセスだけを削除した
退職者を削除しても、その人が過去に行った口コミ返信や投稿などはプロフィールに残ります。誰が作成した内容か社内でも追えるよう、引き継ぎ前に担当履歴を記録しておくと確認しやすくなります。
オーナー確認そのものが済んでいない、または別の人が管理している場合は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法を先に確認してください。不審な変更がある場合は、GBPトラブル完全ガイドで権限とアカウントを切り分けます。
よくある質問
管理者は別の管理者を追加できますか?
できません。Google公式の権限表では、ユーザーを追加、削除できるのはオーナーだけです。管理者はプロフィール情報の編集、口コミ返信、投稿管理などを行えますが、ユーザー管理はオーナーへ依頼します。
メインのオーナーは何人まで設定できますか?
1人です。通常のオーナーは複数設定できます。事業者側が継続して管理できるアカウントをメインのオーナーにし、外部の運用会社には必要な範囲の権限を割り当てます。
新しいオーナーへすぐに権限を譲渡できますか?
新しく追加されたオーナーまたは管理者には、メインのオーナーへの変更など一部操作に7日間の制限があります。招待承諾日を確認し、期間中は旧メインオーナーを削除しないでください。
引き継ぎでは新しいプロフィールを作るべきですか?
同じビジネスの引き継ぎなら、既存プロフィールのメインのオーナー権限を譲渡します。Googleは、この方法で口コミなどのビジネス情報が維持されると説明しています。
参照したGoogle公式資料
引き継ぎは「追加、承諾、7日間の確認、譲渡、旧担当者の削除」の順で進めます。譲渡先のアクセスを確認するまで、旧メインオーナーを残してください。
MEO対策の全体像は、MEO対策とは?2026年完全ガイドで確認できます。