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Googleビジネスプロフィールのインサイト活用術

Googleビジネスプロフィールのインサイト活用術
MEO対策
2025-05-28
大束良明(Yoshiaki Otsuka)

Googleビジネスプロフィールのインサイト活用術

Googleビジネスプロフィールのインサイト活用術

Googleビジネスプロフィール(GBP)のインサイトは、検索ユーザーがどのように店舗を見つけ、どの導線から行動したのかを把握するための重要なデータです。ここでは、インサイトを日々の改善に活かすための手順を紹介します。

ステップ1. インサイトの基本指標を理解する

  • 発見検索・直接検索・ブランド検索の違いを把握し、どのキーワードで見つけられているかを把握する
  • ウェブサイトアクセス、電話、経路リクエストの数値を確認し、集客導線の強みと弱みを把握する
  • 写真の閲覧数を競合と比較し、ビジュアルの更新頻度を判断する

ステップ2. 週次・月次で記録する

  • スプレッドシートやダッシュボードを作成し、主要指標を定期的に入力する
  • 施策(投稿更新、口コミ依頼、キャンペーンなど)を同じシートに記録し、数値変化の要因を追えるようにする
  • 特定のイベント期間(連休、季節商品リリースなど)はメモを残し、翌年の計画に活かす

ステップ3. 改善施策を立案する

  • 発見検索が少ない場合:カテゴリやサービス情報、投稿内容に地域・業種キーワードを追加する
  • 経路リクエストが増えている場合:来店時の導線(駐車場案内、混雑情報)を事前に案内する
  • 写真閲覧数が下がった場合:最新メニューや店内の雰囲気が伝わる写真を撮影し直す

ステップ4. チームでレポートを共有する

  • 月次レポートを作成し、店長・スタッフ・本部で共有する
  • 目標達成度と次月のアクションプランを併記し、改善サイクルを明確にする
  • 口コミの内容やLINE、SNSの反応など、他チャネルのデータも合わせて確認する

ステップ5. 自動化と通知を取り入れる

  • 主要指標をGoogleスプレッドシートやBIツールに自動連携し、最新数値を常に確認できるようにする
  • 目標値を下回った際に通知が届くよう設定し、迅速に施策を調整する
  • 月初に自動でレポートが送られるようにし、振り返りの漏れを防ぐ

まとめ

インサイトは、来店前のお客様の動きを読み解くヒントの宝庫です。数値を記録するだけでなく、施策と結びつけながら振り返ることで、Googleビジネスプロフィールの改善が進みます。

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著者について

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大束良明(Yoshiaki Otsuka)

「クチトル」開発者 / Ranchu Japan合同会社 代表

「素晴らしいサービスを持つお店が、集客の仕組みでつまずかない世界を作る」ことを使命に、Googleマップ集客と口コミ自動化ツール「クチトル」を開発・提供しています。

学生時代に出会った大好きな服屋さんが、デジタル集客の壁を越えられずに閉店してしまった原体験が開発の原点です。誰でも簡単に口コミを集められるプロダクトをつくることで、情熱を持った店舗の挑戦を後押ししたいと考えています。

本ブログでは、現場で蓄積したノウハウやクチトルの活用事例をもとに、すぐ実践できるMEO対策や口コミ運用のアイデアをお届けします。