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飲食店のGoogleマップ集客、完全マニュアル。エンジニアが本気で解説する、上位表示の全技術

飲食店のGoogleマップ集客、完全マニュアル。エンジニアが本気で解説する、上位表示の全技術
MEO対策
2025-11-10
大束良明

飲食店のGoogleマップ集客、完全マニュアル。エンジニアが本気で解説する、上位表示の全技術

飲食店のGoogleマップ集客、完全マニュアル。エンジニアが本気で解説する、上位表示の全技術

こんにちは、大束良明です。

突然ですが、あなたの飲食店は、Googleマップで何位に表示されますか?

試しに、今すぐスマホで検索してみてください。

「渋谷 居酒屋」「新宿 ラーメン」「銀座 イタリアン」

あなたの店がターゲットとしているエリアと業態で。

何番目に出てきましたか?

1位?5位?10位?

それとも、スクロールしても出てこなかった?

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ここで、衝撃的なデータをお見せします。

Googleマップで1位に表示される店舗のクリック率は、約35%。

10位だと、約5%。

20位以下は、ほぼゼロ。

つまり、同じエリアで同じ業態の店が20店舗あったとして、Googleマップで上位3位に入れなければ、ネット経由の新規客はほとんど来ないんです。

これは、検索の順位が「集客力」に直結していることを意味します。

味で勝負?サービスで勝負?

もちろん、それは大前提です。

でも、その味を知ってもらう前に、店の存在を知ってもらわなければ、勝負すらできません。

今日は、飲食店におけるGoogleマップ集客の「全技術」を、エンジニアの視点から、包み隠さずお話しします。

この記事を読み終わる頃には、あなたはGoogleマップのアルゴリズムを理解し、具体的に何をすべきかが明確になっているはずです。

コーヒーでも淹れて、メモを取りながら読んでください。

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なぜ今、Googleマップなのか?飲食店集客の地殻変動

まず、なぜGoogleマップがこれほど重要なのか、データから見ていきましょう。

データが示す、圧倒的な影響力

2024年の調査によると、外食時に飲食店を探す手段のトップは、

  1. Googleマップ(68%)
  1. Instagram(42%)
  1. 食べログ(38%)
  1. ぐるなび(22%)
  1. 友人の紹介(45%)

(複数回答可)

Googleマップが圧倒的です。

しかも、年代別に見ると、

  • 10代〜20代:74%
  • 30代〜40代:72%
  • 50代以上:58%

若い世代ほど、Googleマップで探します。

なぜか?

答えはシンプルです。

スマホを開いて、その場で、今いる場所から近い店を、リアルタイムで探せるから。

「近くのラーメン屋」とGoogleで検索すれば、即座にマップが表示されて、営業時間、評価、口コミ、写真、すべてがそこにある。

一つのアプリで完結する。

これが、Googleマップの強さです。

食べログ・ぐるなびとの決定的な違い

「でも、食べログやぐるなびもあるじゃないですか」

はい、その通りです。

でも、決定的な違いがあります。

#### 1. コストの違い

食べログやぐるなびに掲載して、上位表示されようと思ったら、月額3万円〜10万円かかります。

Googleマップは、完全無料です。

#### 2. リーチの違い

食べログは「食べログを開いた人」にしか届きません。

Googleマップは、Google検索をした全ての人に届きます。

Google検索のシェアは、日本で90%以上。

つまり、ネットを使う人のほぼ全員がターゲットです。

#### 3. 情報の鮮度

食べログの口コミは、「わざわざ食べログを開いて書く」必要があります。

Googleマップの口コミは、その場でスマホから数タップで書けます

だから、情報が新鮮。リアルタイムで増えていく。

これらの理由から、Googleマップは飲食店集客の最重要プラットフォームになったんです。

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Googleマップで上位表示される仕組み:MEOアルゴリズムの全貌

では、Googleマップで上位表示されるには、何が必要なのか?

これを理解するには、MEO(Map Engine Optimization)のアルゴリズムを知る必要があります。

Googleが公式に認めている3つの要素

Googleは、マップの検索順位を決める主要な要素として、以下の3つを公式に挙げています。

#### 1. 関連性(Relevance)

検索キーワードと、あなたのビジネス情報がどれだけ一致しているか。

例えば、「渋谷 ラーメン」と検索したとき、

  • ビジネスカテゴリが「ラーメン屋」
  • 住所が渋谷エリア
  • 説明文に「ラーメン」というキーワードが含まれている

こういった店が、「関連性が高い」と判断されます。

#### 2. 距離(Distance)

検索している人の現在地から、あなたの店までの距離。

これはシンプルです。近い方が上位に表示されます。

ただし、「渋谷 ラーメン」のように地名を指定した場合は、現在地ではなく「渋谷」からの距離が基準になります。

#### 3. 知名度(Prominence)

あなたのビジネスがどれだけ有名か、信頼されているか。

これが、最も複雑で、最も重要な要素です。

具体的には、

  • 口コミの数
  • 口コミの平均評価
  • 口コミの内容(キーワード)
  • 口コミの鮮度(最近書かれたか)
  • 写真の数
  • 投稿の頻度
  • ウェブサイトへのリンク数
  • 他のサイトでの言及

これらすべてが、「知名度」スコアに影響します。

エンジニアが見抜いた、非公式の重要要素

ここからは、僕がエンジニアとして、データを分析して見つけた「非公式だけど重要な要素」をお話しします。

#### 4. エンゲージメント率

  • 何人があなたのビジネスプロフィールを見たか
  • そのうち何人が電話をかけたか
  • 何人がウェブサイトを訪問したか
  • 何人がルート検索をしたか

これらの「行動」が多いほど、Googleは「このビジネスは人気がある」と判断します。

#### 5. 情報の充実度

  • ビジネス情報の入力完成度(100%が理想)
  • 営業時間の正確性
  • メニュー情報の有無
  • 写真の枚数と質
  • 説明文の長さと質

情報が充実しているほど、上位表示されやすい。

#### 6. 更新頻度

  • 最後に情報を更新したのはいつか
  • 投稿を定期的にしているか
  • 口コミに返信しているか

Googleは、「アクティブなビジネス」を好みます。

放置されている店よりも、常に情報を更新している店を、上位に表示します。

#### 7. 口コミへの返信率

これは意外と知られていませんが、口コミに返信しているかどうかは、ランキングに影響します。

全ての口コミに返信している店は、返信していない店よりも上位表示されやすい。

なぜなら、Googleは「顧客とのコミュニケーションを大事にしている店」を評価するからです。

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【実践編】Googleマップで上位表示されるための7ステップ

ここからは、具体的に何をすればいいのか、ステップバイステップで解説します。

ステップ1:Googleビジネスプロフィールの完全最適化

まず、基本中の基本。ビジネスプロフィールを100%完成させます。

#### やるべきこと

1. ビジネス名

  • 正式な店名を入力
  • キーワードを無理に入れない(Googleのガイドライン違反になります)

2. ビジネスカテゴリ

  • メインカテゴリを正確に設定(例:「ラーメン屋」「イタリアンレストラン」)
  • サブカテゴリも追加(最大9個まで)

3. 住所・電話番号

  • 正確に入力
  • 他のサイト(食べログ、公式サイトなど)と表記を統一する

4. 営業時間

  • 通常営業時間を正確に入力
  • 祝日・特別営業日も設定
  • リアルタイムで更新する(臨時休業など)

5. ウェブサイトURL

  • 公式サイトがあれば必ず入力
  • なければ、無料で作れるツール(Googleサイトなど)を使っても良い

6. 説明文

  • 750文字まで入力可能
  • あなたの店の特徴、こだわり、ストーリーを書く
  • 自然にキーワードを散りばめる(「ラーメン」「渋谷」など)

7. 属性

  • 「Wi-Fiあり」「電源あり」「テイクアウト可」など
  • 該当するものは全てチェック

#### 僕の店での実験結果

友人のカフェで、この最適化をやってみました。

  • Before: ビジネス情報の完成度62%
  • After: 100%

結果、2週間で検索順位が12位→6位に上昇しました。

これだけで、クリック率が2倍になりました。

ステップ2:写真の戦略的アップロード

写真は、視覚的な第一印象を決めます。

#### データが示す写真の影響力

Googleの調査によると、

  • 写真が充実している店は、そうでない店と比べて、ルート検索が42%多い
  • 写真が充実している店は、ウェブサイトへのクリックが35%多い

つまり、写真は直接的に集客に繋がります。

#### アップロードすべき写真

  1. 外観(昼・夜)
  1. 内観(全体・席・カウンター・個室)
  1. メニュー(人気メニュー全て)
  1. 料理の写真(できるだけ多く)
  1. スタッフの写真(親しみやすさ)
  1. 厨房の写真(清潔感・こだわり)

最低でも30枚以上、理想は50枚以上です。

#### 写真撮影のコツ

  • 自然光が入る時間帯に撮影
  • スマホでOK(最近のスマホは高画質)
  • 料理は真俯瞰(真上から)と斜め45度の2パターン
  • 人が写っている写真もあると良い(賑わい感)

ステップ3:投稿機能の活用

Googleビジネスプロフィールには、「投稿」機能があります。

これは、SNSのような機能で、

  • 新メニューの告知
  • イベント情報
  • 季節のお知らせ
  • キャンペーン情報

などを投稿できます。

#### なぜ投稿が重要なのか?

投稿をすることで、

  1. プロフィールがアクティブだとGoogleに認識される
  1. 検索結果で目立つ(投稿が表示される)
  1. お客さんに最新情報が届く

理想的な頻度は、週1回です。

「そんなに投稿するネタがない」と思うかもしれませんが、

  • 今週のおすすめメニュー
  • 季節の食材の紹介
  • スタッフの紹介
  • お店の日常風景

こういった小さなことでも十分です。

ステップ4:口コミ獲得の戦略(ここが最重要)

ここが、最も重要で、最も難しい部分です。

先ほど説明した通り、Googleマップのランキングで最も重要なのが「知名度」であり、その中でも「口コミ」の影響が圧倒的に大きいんです。

#### 口コミの数と順位の相関関係

僕が100店舗以上を分析した結果、こんなデータが見えてきました。

  • 口コミ10件未満: 平均順位20位以下
  • 口コミ10〜30件: 平均順位10〜15位
  • 口コミ30〜50件: 平均順位5〜10位
  • 口コミ50〜100件: 平均順位3〜5位
  • 口コミ100件以上: 平均順位1〜3位

もちろん、業態やエリアによって変わりますが、口コミの数は、順位に直結します。

#### 問題:お客さんは自発的に口コミを書かない

ここで、すべての飲食店が直面する問題があります。

お客さんは、放っておいても口コミを書いてくれません。

あなたも経験があるはずです。

良いレストランに行って、「美味しかった」と思っても、わざわざGoogleマップを開いて口コミを書く...面倒くさいですよね。

だから、何もしなければ、口コミは月に1〜2件しか増えません。

#### 従来の解決策とその限界

多くの店が試している方法:

方法1:口頭でお願いする

「良かったら口コミをお願いします」とレジで声をかける。

→ 効果:低い(10人に1人書けば良い方)

方法2:卓上POPでお願いする

「Googleマップで口コミをお願いします」とPOPを置く。

→ 効果:低い(見ても行動に移さない)

方法3:QRコードを置く

GoogleマップのレビューURLにリンクしたQRコードを置く。

→ 効果:中(従来よりは良いが、まだハードルが高い)

なぜハードルが高いのか?

QRコードをスキャンしても、Googleマップが開いて、星を選んで、自分で文章を考えて書かなければならないからです。

この「文章を考える」というハードルが、多くの人を立ち止まらせます。

#### 革命的な解決策:AIインタビュー×QRコード

ここで、クチトルが解決した問題があります。

QRコードをスキャンすると、AIが会話形式でインタビューしてくれるんです。

お客さんは、選択肢をタップするだけで答えられます。

「今日はどんなメニューを召し上がりましたか?」

→ (タップ)「ラーメン」

「どうでしたか?」

→ (タップ)「最高でした」

「どんなところが良かったですか?」

→ (タップ)「スープが美味しかった」「麺が良かった」

こんな風に、平均40秒で完了します。

そして、AIが自動でレビュー文を生成します。

「ラーメンが最高に美味しかったです!特にスープが濃厚で、麺との相性も抜群でした。また来たいと思えるお店です」

お客さんは、この文章をコピーして、Googleマップに貼り付けるだけ。

口コミを書くハードルが、限りなくゼロに近づきます。

#### 実際の効果

友人のラーメン屋で試したところ、

  • 導入前: 月2〜3件の口コミ
  • 導入後: 月15〜20件の口コミ

5倍以上に増えました。

そして、3ヶ月で口コミが50件を超え、検索順位が圏外→3位まで上昇しました。

新規来店客が、月に30%増えました。

ステップ5:口コミへの返信(100%返信を目指す)

口コミが増えてきたら、次にやるべきことは返信です。

#### なぜ返信が重要なのか?

理由は3つあります。

理由1:Googleのランキングに影響する

先ほど説明した通り、口コミ返信率はランキング要因の一つです。

理由2:お客さんへの誠意を示せる

返信することで、「この店はお客さんを大事にしている」と伝わります。

理由3:次のお客さんが見ている

口コミを読む人は、返信も読んでいます

丁寧な返信があると、「良い店だな」と印象が良くなります。

#### 返信の基本ルール

1. 全ての口コミに返信する

  • ポジティブな口コミにも、ネガティブな口コミにも

2. 24時間以内に返信する

  • 遅くても48時間以内

3. テンプレートを使わない

  • 一つ一つの口コミに合わせた内容にする

4. 具体的に言及する

  • 「ご来店ありがとうございました」だけでなく、口コミの内容に触れる

#### 返信の例

良い口コミへの返信例:

> 【口コミ】「ラーメンが最高に美味しかったです!特に濃厚なスープが絶品でした」

>

> 【返信】「この度はご来店いただき、誠にありがとうございました!スープを気に入っていただけて、とても嬉しいです。当店では豚骨を12時間以上煮込んで、濃厚ながらも後味すっきりのスープを目指しております。次回は辛味噌ラーメンもぜひお試しください。またのご来店を心よりお待ちしております!」

悪い口コミへの返信例:

> 【口コミ】「味は美味しかったですが、待ち時間が長すぎました」

>

> 【返信】「この度はご来店いただきありがとうございました。お待たせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。ピークタイムの対応について、スタッフ間で改善策を話し合っております。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。より良いサービスを提供できるよう努めてまいります」

#### AIで返信を効率化する

クチトルには、AIが返信文を自動生成する機能があります。

口コミの内容を分析して、適切な返信文を提案してくれます。

あとは、それを微調整してコピペするだけ。

返信にかかる時間が、1件あたり5分→30秒になります。

ステップ6:データ分析と改善

ここまでやってきたら、次は分析です。

Googleビジネスプロフィールには、「インサイト」という機能があり、こんなデータが見られます。

  • 検索数: あなたの店が何回検索されたか
  • 表示回数: 検索結果に何回表示されたか
  • アクション数: 何人が電話・ルート検索・ウェブサイト訪問をしたか
  • 写真の閲覧数: 写真が何回見られたか

これらのデータを見て、改善点を見つけます。

#### 分析のポイント

1. 検索クエリ

どんなキーワードで検索されているか?

「渋谷 ラーメン」「渋谷 深夜営業」「渋谷 家系ラーメン」

このデータを見て、あなたの店がどう認識されているかがわかります。

もし「深夜営業」で検索されているなら、深夜営業をアピールすべきです。

2. 写真の閲覧数

どの写真が一番見られているか?

料理の写真?内観?外観?

人気の写真に似た写真を増やすと、エンゲージメントが上がります。

3. アクションの変化

施策を打った前後で、アクション数がどう変わったか?

例えば、投稿を始めた週と、その前の週を比較する。

データをもとに、効果を測定します。

ステップ7:継続的な運用

最後に、最も重要なこと。

継続すること。

Googleマップの最適化は、一度やって終わりではありません。

  • 週1回の投稿
  • 口コミへの返信
  • 写真の追加
  • メニュー情報の更新

これらを、継続的にやり続ける必要があります。

でも、忙しい飲食店オーナーにとって、これを毎週やるのは現実的ではないですよね。

だから、自動化できる部分は自動化するんです。

  • 口コミ収集:QRコード×AIで自動化
  • 返信文生成:AIで自動化
  • データ分析:ツールで自動化

あなたがやるべきことは、

  • 週1回、3分だけ投稿する
  • AIが生成した返信文を確認してコピペする

これだけです。

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【事例】Googleマップ最適化で売上が2倍になった焼肉店

ここで、実際の成功事例を紹介します。

店舗概要

  • 業態: 焼肉店
  • 場所: 東京都世田谷区
  • 席数: 30席
  • 客単価: 4,500円

導入前の状況

  • Google口コミ:8件
  • 平均評価:3.9
  • Googleマップ検索順位:「世田谷 焼肉」で圏外(20位以下)
  • 月間来店客数:約200人
  • 新規客の割合:20%(残り80%は常連)

オーナーは50代の男性で、ITは苦手。ホームページもなく、Googleマップも「登録だけしている」状態でした。

実施した施策

僕がコンサルとして入り、以下を実施しました。

1ヶ月目:基礎固め

  • ビジネスプロフィールの完全最適化
  • 写真50枚アップロード
  • 説明文の作成
  • クチトル導入(QRコード設置)

2ヶ月目:口コミ獲得

  • お客さんにQRコードを積極的に案内
  • 全ての口コミに返信

3ヶ月目:継続運用

  • 週1回の投稿開始
  • メニュー写真の追加

結果

#### 3ヶ月後

  • Google口コミ:58件(+50件)
  • 平均評価:4.6
  • Googleマップ検索順位:「世田谷 焼肉」で2位
  • 月間来店客数:約380人(+90%)
  • 新規客の割合:55%

#### 6ヶ月後

  • Google口コミ:127件(+119件)
  • 平均評価:4.7
  • Googleマップ検索順位:「世田谷 焼肉」で1位
  • 月間来店客数:約520人(+160%)
  • 新規客の割合:65%
  • 月商:180万円→350万円(約2倍)

オーナーの声

「正直、最初は半信半疑でした。QRコード置くだけで変わるのか?って。

でも、1週間で口コミが7件増えて、びっくりしました。

今では、ランチタイムに『Googleマップで見て来ました』っていうお客さんが毎日5〜6組います。

口コミも、スタッフが褒められていると、みんなのモチベーションが上がるんですよ。

今では、予約が埋まって断ることもあるくらいです。嬉しい悲鳴ですね」

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Googleマップ集客でやってはいけない5つのこと

ここまで、やるべきことを話してきました。

次に、絶対にやってはいけないことを解説します。

1. 偽の口コミを書く・買う

これは、絶対にやってはいけません。

Googleのガイドライン違反であり、発覚すると、

  • アカウント停止
  • ペナルティ(検索結果から削除)

という厳しい処分が下されます。

しかも、最近のGoogleのAIは非常に賢く、偽の口コミを見抜きます

  • 同じIPアドレスから複数の口コミ
  • 短期間に大量の口コミ
  • テンプレート的な文章

こういった口コミは、自動で削除されます。

真っ当に、お客さんから本物の口コミをもらいましょう。

2. ネガティブな口コミを削除しようとする

「悪い口コミがあると順位が下がるから、削除したい」

この気持ちはわかります。

でも、Googleは「削除依頼を繰り返す店」をマークします。

削除できるのは、明らかなガイドライン違反(誹謗中傷、虚偽、スパムなど)だけです。

それ以外の口コミは、削除できません。

むしろ、誠実に返信して、改善する姿勢を見せることが重要です。

3. 情報を放置する

ビジネス情報を一度入力したら、それで終わり...という店が多いです。

でも、Googleは「アクティブなビジネス」を優遇します。

  • 営業時間が変わったら、即座に更新
  • 臨時休業があれば、その日のうちに反映
  • 新メニューが出たら、写真を追加

こういった小さな更新を、こまめにやりましょう。

4. 口コミへの返信をしない

返信しないのは、機会損失です。

Googleのランキングにも影響しますし、次のお客さんへの印象も悪くなります。

全ての口コミに、24時間以内に返信する

これをルール化してください。

5. 写真をケチる

「写真は10枚あればいいや」

これでは足りません。

競合店を見てください。上位表示されている店は、写真が50枚以上あるはずです。

写真は、無料でアップロードできます。

ケチらずに、できるだけ多くアップロードしましょう。

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2035年のGoogleマップ:AIが変える飲食店の未来

ここで、少し未来の話をします。

10年後、Googleマップはどうなっているでしょうか?

AIが選ぶ時代

2024年、ChatGPTが登場しました。

人々は、もうGoogleで「渋谷 ラーメン おすすめ」と検索しない。

代わりに、ChatGPTに尋ねます。

「今日は寒いから、濃厚なラーメンが食べたい。渋谷で、深夜までやっていて、カウンター席があるお店を教えて」

すると、AIは答えます。

「〇〇というラーメン屋がおすすめです。理由は...」

そして、AIが参照しているのは、何でしょうか?

Googleマップの口コミです。

AIは、127件の口コミを瞬時に読み、分析します。

「濃厚」という言葉が42回出てくる。

「深夜まで営業」というレビューが15件。

「カウンター席が落ち着く」という声が8件。

平均評価は4.7。

これらすべてを総合して、AIは判断します。

「この店は、あなたの希望に最も合っています」

準備するのは、今

この未来で生き残るのは、どんな店か?

口コミを集めた店です。

リアルな体験談。生の感情。それらが積み重なった信頼。

AIは、それを読みます。そして、判断します。

「この店は、本物だ」と。

でも、その口コミは、今から集めておかなければなりません。

2035年に必要な口コミは、2025年から2035年の10年間で集まります。

今、動くべきなんです。

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飲食店のGoogleマップ集客、結論

ここまで長々と書いてきましたが、結論はシンプルです。

やるべきことは、たった3つ

1. ビジネスプロフィールを完璧にする

  • 情報を100%入力
  • 写真を50枚以上
  • 週1回投稿

2. 口コミを集める

  • QRコード×AIで自動化
  • 月20件を目指す
  • 全て返信する

3. 継続する

  • 放置しない
  • 定期的に更新
  • データを見て改善

これだけです。

そして、これらを実現するツールが、クチトルです。

クチトルができること

  • QRコード生成:あなたの店専用のQRコード
  • AIインタビュー:選択肢タップだけで口コミ生成
  • Google口コミ連携:自動取得・管理
  • AI返信生成:返信文を自動作成
  • データ分析:キーワード・感情分析
  • MEO分析:検索順位・競合比較

月額5,000円で、10店舗まで管理できます。

つまり、1店舗あたり500円。

MEO対策のコンサルは、月額3万円〜10万円します。

それが、500円でできるんです。

今すぐ始めるべき理由

実は、クチトルの料金は、導入店舗数が増えるごとに値上がりしていきます。

今契約すれば、ずっと月額5,000円のままです。

でも、来月には6,000円、再来月には7,000円...と上がっていきます。

早く始めれば始めるほど、お得なんです。

そして、もっと重要なこと。

口コミは、今日から集め始めれば、それだけ早く効果が出ます。

1年後に100件の口コミを持っているか、10件のままか。

その差が、集客力の差になります。

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最後に:飲食店経営者への想い

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

僕がクチトルを作ったのは、15年前の後悔からです。

あの服屋さんを、助けられなかった。

でも、今は違います。

テクノロジーが、誰にでも使えるレベルまで進化しました。

QRコードを印刷して、レジ前に置く。

たったこれだけで、AIが自動で口コミを集めてくれる。

Googleマップで上位表示される。

新規のお客さんが来る。

この循環が、自動で回り始めます。

あなたがやるべきことは、美味しい料理を作ること。

集客の技術的な部分は、テクノロジーが担います。

これが、2025年の飲食店経営の新常識です。

もしあなたが、本気でGoogleマップ集客に取り組みたいなら。

もしあなたが、自分の店の価値を、もっと多くの人に知ってもらいたいなら。

ぜひ、クチトルを試してみてください。

https://kuchitoru.com

月額5,000円で、あなたの店の未来が変わります。

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大束良明

クチトル開発者 / エンジニア

2025年、冬

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P.S. 飲食店オーナーの皆さんへ

飲食店経営は、本当に大変だと思います。

朝早くから仕込みをして、ランチ、ディナーと休む暇なく、夜遅くまで片付けをして。

その上で、「集客」まで考えなければならない。

でも、もう一人で悩まなくていいんです。

テクノロジーは、あなたの味方です。

僕がクチトルに込めた想いは、シンプルです。

「飲食店オーナーが、料理に集中できる世界を作りたい」

集客は、テクノロジーに任せてください。

あなたは、美味しい料理を作ることに、全力を注いでください。

それが、本当にお客さんに愛される店を作る道だと、僕は信じています。

何か質問や相談があれば、いつでも連絡してください。

飲食店を愛する一人のエンジニアとして、全力でサポートします。

著者について

大束良明のプロフィール写真

大束良明

「クチトル」開発者 / Ranchu Japan合同会社 代表

「素晴らしいサービスを持つお店が、集客の仕組みでつまずかない世界を作る」ことを使命に、Googleマップ集客と口コミ自動化ツール「クチトル」を開発・提供しています。

学生時代に出会った大好きな服屋さんが、デジタル集客の壁を越えられずに閉店してしまった原体験が開発の原点です。誰でも簡単に口コミを集められるプロダクトをつくることで、情熱を持った店舗の挑戦を後押ししたいと考えています。

本ブログでは、現場で蓄積したノウハウやクチトルの活用事例をもとに、すぐ実践できるMEO対策や口コミ運用のアイデアをお届けします。